地形を引き込み自然と調和する
仙台市近郊の小高い北斜面に建つ住宅。
南には八木山の斜面を背負い、北側には仙台の中心部を見渡せる眺望に恵まれているが、全面道路は急傾斜になっている。
そこで、急傾斜道路をそのまま住宅に引き込み坂道からつながる一体的な空間体験の後に眺望が広がる様な住宅にした。
玄関から入ると左右に施主様の仕事場と子供達のスタディコーナーがさながら昔の土間の様。
上部は大梁の吹き抜け空間広がる。
正面の階段状のLDKに上がると北側に仙台平野の眺望が現れる
北側の大開口は断熱の弱点になるが、この眺望を生かす為に気象データを揃え、熱損失を補う為、南に予備的な動線を兼ねた採熱室を設けた。
集めた熱を床下に送り込み、床下の蓄熱材に蓄熱し、室温を常時快適とされる23度付近で維持します。
父親は仕事場から、母親は家事をしながら、子供達の様子を伺え、集まれば素晴らしい眺望をみながら団らん。
八木山の大きな地形を引き受けた計画的操作を行うことで、仙台平野の眺望と熱と風を享受する住宅が成立しました。
また、蓄熱材の効果を検証する為温度センサーを設置し計測できます。
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