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暮らしやすい動線とは?回遊動線についてご紹介します!

暮らしやすい家を叶えるために、動線を意識しようとお考えの方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、暮らしやすい動線の考え方でおすすめしたい回遊動線のメリットと注意したい間取りについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
 

□回遊導線のメリットをご紹介!

 
回遊動線とは、家の中に行き止まりを作らず、家中を回れる動線を指します。
回遊できる動線を取り入れることで、家の中をスムーズに行き来できるため、生活の上で感じる不便を解消できるのです。
ここからは、そんな回遊動線のメリットを3つご紹介します。
 
1つ目が、部屋を効率的に行き来できることです。
回遊動線を取り入れると、移動経路が増えるので、効率的に移動できるようになります。
例えば、買い物から帰宅した際に玄関から直接キッチンに移動できたり、キッチンで料理をする合間に洗面所で洗濯機を回せたりと、家事の効率が向上するのです。
 
2つ目が、各部屋へのアクセスルートが増えることです。
ルートが増えることで各部屋にアクセスする方法が増え、なんらかの理由で通りにくい箇所が一箇所できても、他のルートでその部屋に行けるようになります。
バタバタする朝や来客が多くいる場合にも、渋滞せずスムーズに移動できるでしょう。
 
3つ目が、家が広く感じられることです。
家の中に行き止まりがあると、どうしても閉塞感が出来てしまいます。
しかし、回遊動線を取り入れることで行き止まりが減り、開放感のある空間が生まれて家全体が広く・大きく感じられる効果があるのです。
 

□この回遊動線に注意!デメリットになりやすい間取りとは?

 
ここからは、注意したい間取りについて2パターンご紹介します。
1つ目が、延べ床面積が狭いことです。
回遊動線を作る時は、動線・通路を確保するために他の部屋や収納スペースを過剰に削っていないか注意しましょう。
LDKに充てられる面積や家全体の延べ床面が制限されている場合は、回遊動線が逆効果になる恐れがあります。
 
2つ目が、扉や間口が多いと構造的に耐震に弱くなることです。
回遊動線は、間取りによっては壁のない扉や間口が多くなり、その部分が構造的に耐震性が弱くなる可能性があります。
もちろん、住宅は耐震性をクリアして建てられますが、耐震等級の希望によっては間取りに制約が出る可能性も考慮しましょう。
 

□まとめ

 
今回は、暮らしやすいマイホームを手に入れたい方に向けて、回遊動線のメリットについてご紹介しました。
また、回遊動線がデメリットになりやすい注意すべき間取りについてもご紹介しました。
その他ご質問や相談等ありましたら、当社までお気軽にお問い合わせください。
ABOUT US
佐藤和容専務取締役
大きく移り変わる日本人のライフスタイルの中で住環境も例に漏れず変化してきました。目を引く奇抜な外観の家や様々な材質。こと住まいに関しては多種多様というのが現状です。しかし、日本の気候風土、日本人の感性を考えた場合日本人に合うのは住むほどに落ち着きとゆとりを感じさせる木造住宅なのではないでしょうか。派手さもなく、目新しさもなく、あくまで簡素でその空間に自然に溶け込める何気ない安らぎを感じることができるのが本当の家と考えています。気仙沼工務店はこれからも伝統を受け継ぎながら現代のセンスも取り入れたくつろぎと安らぎを覚える家を追求していきたいと思っています。