マイホームを建てるとき、ほとんどの方が住宅ローンを使用されるかと思います。
しかし、住宅ローンをいくら借りればよいのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、住宅ローンの目安を世帯年収別にご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
□世帯年収別の住宅ローンの目安をご紹介!
住宅ローンを無理なく借りられる額は、ずばり年収の約5倍です。
そのため、年収400万の場合はおおよそ2000万円、年収500万の場合はおおよそ2500万、年収700万の場合はおおよそ3500万となります。
インターネット検索すると、年収の8~9倍や10倍までなど、様々な情報が飛び交っていますよね。
これは、住宅ローンの予算をできるだけ上げたいなどの思惑があるためです。
では、なぜ年収の約5倍が目安なのでしょうか。
そのポイントとなるのが、収入に対する返済額の割合を表す返済比率です。
住宅ローンを借りることになったら、長期間無理のない返済計画となるように、金融機関でこの割合を定め、返済比率による審査が行われることになります。
住宅にこだわるあまり無理したローンを組んでしまうと、家計苦しくなって返済を続けるのが難しくなってしまいます。
銀行からすると、これらは避けたい事態なので、家計をやりくりして支払っていけるラインを設定しているのです。
ただし、この数値内であれば必ず返済可能であるという訳ではないので、ご自身の生活費などを加味して無理なく返済できる範囲でローンを決めてくださいね。
□夫婦共同で住宅ローンを組む際の注意点をご紹介!
ここからは、夫婦共同で住宅ローンを組む際の注意点を2つご紹介します。
1つ目が、出産や子育てによる家計の変化です。
共働きで現在の年収を維持されている場合は、出産や子育てのための育休取得や年収がダウンすることを想定して、余裕をもって計画を立てるのが大切です。
また、子育ての費用も成長に合わせて変化するので、お子さんの養育費などもしっかりと考慮した上でローン額を決めるようにしましょう。
2つ目が、返済プランを慎重に検討することです。
住宅ローンは高額な融資なので、少しの金利の違いが大きな金額の差となります。
特に、変動金利を選ばれる際には、金利の変動リスクをしっかりと考えて慎重に検討しましょう。
□まとめ
今回は、マイホームをご検討の方に向けて、世帯年収別の住宅ローンの目安をご紹介しました。
また、夫婦共同で住宅ローンを組む際の注意点についてもご紹介しました。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。