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家のランニングコストを抑えるには何に気をつけるべきか?

家を建てる際、土地代や建物代といった大きな出費にばかり目が行ってしまいがちですが、ランニングコストも軽視できません。
家を建てた後で発生するコストに対しても対策をとることで、長期的な住宅コストを大きく削減できます。
今回は、そんなランニングコストについて解説します。
ぜひ参考にしてみてください。

□家のランニングコストには何がある?

家のランニングコストとしては、3つが大きく挙げられます。

1つ目は、光熱費です。
照明や冷暖房、電化製品など、日常生活を送る上で光熱費は必ず発生します。
無駄な電力消費を控えるようにすることで、光熱費は抑えられます。

2つ目は、修繕費です。
修繕費は、家のつくりによって大きな差が出ます。
同じ家で快適な暮らしを長きに渡って維持するためには、修繕は必要不可欠です。

具体的には、外壁塗装の塗り替えや破損箇所の修理などを行います。
サイディング外壁の場合、塗料は経年劣化によって少しずつ剥がれていってしまいます。
塗装が剥がれた状態を放置しておくと、雨水が染み込み、住宅の劣化を急速に早めてしまいます。

3つ目は、建て替え費です。
家を建てた後で発生する出費として最も大きいものが、建て替え費です。
建て替えはいずれ必要になりますが、定期的なメンテナンスを行うことで住宅の寿命は伸ばせます。

□光熱費のランニングコストを抑える方法は?

光熱費の部分でランニングコストを抑える方法としては、以下が挙げられます。

*気密性・断熱性を高める

気密性と断熱性を高めることで、冷暖房の効果を高められます。
外気の影響を受けにくくなるため、必要最小限の冷暖房でも快適に過ごせるようになります。
初期費用は大きくなってしまうものの、光熱費節約の効果を考えれば、長期的にはコストを小さくできます。

*間取りに気をつける

間取りによっても、光熱費は左右されます。
例えば、部屋の数が多くなれば、それだけエアコンの台数も増え、光熱費が高くなります。
他にも、吹き抜けやリビング階段は光熱費が高くなりやすい傾向にあります。

*設備にこだわる

節電・節水効果の高い設備を選ぶことで、光熱費を削減できます。
照明をLEDにするなど、小さなことでも長期的に考えると大きな効果をもたらします。

□まとめ

今回は、住宅のランニングコストを抑える方法について解説しました。
初期費用を抑えられたとしても、ランニングコストがそれ以上に大きくなってしまっては元も子もありません。
建築時は、ぜひランニングコストについても考えてみてください。

ABOUT US
佐藤和容専務取締役
大きく移り変わる日本人のライフスタイルの中で住環境も例に漏れず変化してきました。目を引く奇抜な外観の家や様々な材質。こと住まいに関しては多種多様というのが現状です。しかし、日本の気候風土、日本人の感性を考えた場合日本人に合うのは住むほどに落ち着きとゆとりを感じさせる木造住宅なのではないでしょうか。派手さもなく、目新しさもなく、あくまで簡素でその空間に自然に溶け込める何気ない安らぎを感じることができるのが本当の家と考えています。気仙沼工務店はこれからも伝統を受け継ぎながら現代のセンスも取り入れたくつろぎと安らぎを覚える家を追求していきたいと思っています。