憧れの自然素材！メリットとデメリットをご紹介します！

自然素材をふんだんに使用した家は多くの方の憧れですよね。
自然素材には多くのメリットがある半面、デメリットもゼロではないため、双方を考慮して検討する必要があります。
そこで今回は、自然素材のメリットとデメリットをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

□自然素材のメリットとは

ここからは、自然素材のメリットを大きく3つご紹介します。

1つ目が、人の身体に優しいことです。
自然素材を使って家をつくると、化学物質を多く含む建材を使用した住宅と比較して体への負担が大幅に軽減されます。
アトピーやアレルギーをお持ちの方や化学物質過敏症の方にはもちろんおすすめですが、現状健康な方でも化学物質が蓄積されるとアレルギーを発症する可能性があるのです。

2つ目が、経年変化を楽しめることです。
自然素材は天然で生きているものを使用するため、素材そのもののオリジナルな風合いや色がそのまま表現できます。
さらに、年月が経つと風合いが変わって、どんどん味が出てきます。
木材だと、メンテナンスをしながら大切に使っていくと、徐々に色が濃くなり、こっくりとした落ち着いた雰囲気を楽しめるようになります。

3つ目が、調湿効果で快適に過ごせることです。
自然素材には、珪藻土や炭など、調湿効果に優れたものが多いです。
調湿効果のある素材を使用する事で、加湿器や除湿器を頻繁に使用しなくても、快適な室内空間を保ちやすいでしょう。

□自然素材のデメリットとは

ここからは、自然素材のデメリットを2つご紹介します。

1つ目が、湿度によって伸び縮みし、変形する可能性があることです。
調湿効果を持つ素材は、湿気を吸収します。
湿気が多い時には素材も多くの湿気を吸い込むことにより伸びてしまい、逆に湿気を吐き出しすぎると縮むこともあります。

それらの伸び縮みが繰り返されると、素材自体が捻じれたり、時には割れが発生することもあります。

2つ目が、メンテナンスに手間がかかる場合があることです。
特に外観に無垢材を使用した場合は、定期的な塗装を放置するとカビや腐朽菌などで劣化が大幅に早まってしまします。
天然素材は生きているので、メンテナンスを行うとその分長持ちしてくれます。
多少の手間は必要となるものの、手入れを重ねると愛着が生まれ、大切に使い続けられそうですね。