「窓を開けると気持ち良い風が入ってきて、室内の空気が入れ替わる」
そんな家に住みたいとお考えの方は多いでしょう。
風通しの良い家は気持ちが良く、生活に対する満足度も上がります。
今回は、そんな風通しの良い家のメリットや実現のポイントをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□風通しの良い家のメリットとは?
風通しの良い家のメリットとしては、主に4つが挙げられます。
1つ目は、熱気を外に逃がしやすいことです。
夏場は、家に入った瞬間にムワッとした熱気を感じることがありますよね。
そんなとき、室内の風通しが良ければ、窓を開けることで熱気を外に追い出せます。
2つ目は、ニオイを逃しやすいことです。
熱気と同様に、こもったニオイも外に逃がせます。
換気ができていないとニオイがこもりがちになり、健康に悪影響を及ぼす可能性もあります。
新鮮な空気を効率よく取り入れられることが大切です。
3つ目は、エアコンの使用量を抑えられることです。
熱気を追い出し、外の涼しい風を取り入れることで、必要以上にエアコンを使わずに済みます。
電気代も抑えられ、節約にも繋がります。
4つ目は、自然の風の心地よさを感じられることです。
春や秋などは、窓を開けると涼しい自然の風がよく入ってきます。
温度が下がって過ごしやすくなるだけでなく、気分も爽快になります。
□風通しの良い家づくりのポイントは?
風通しの良い家づくりのポイントとして重要なのは、「窓を対角線に配置する」ことです。
窓を室内の壁の一方だけに配置するよりも、対角線上に配置したほうが換気の効率は高いです。
それぞれの壁の反対側に2つの窓を設ける際には、窓の大きさを揃えることも大切です。
風の入口が大きくても、出口が小さくては十分に換気ができません。
取り入れた空気と同じだけの量の空気を吐き出せるよう、同じ大きさの窓を設置することを意識しましょう。
また、窓やドアを開けることで、室内に一直線の風の通り道ができるようにすると、風が家全体を通り抜けやすくなります。
南北の窓が一直線につながるような配置がおすすめです。
北側は水回りが集まりがちで、南側から取り入れた風の出口がなくなりがちです。
北側にもできるだけ大きな窓を取り付けるようにすると、風通しは良くなります。
□まとめ
今回は、風通しの良い家のメリットと、風通しの良い家づくりのポイントについて解説しました。
窓を対角線に配置することを意識して、過ごしやすい室内を目指しましょう。
家づくりについてお困り事があればお気軽にご相談ください。